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大腸の検査
大腸検査とは

胃癌を抜いて、日本人の癌による死亡原因の1位になるのも時間の問題と言われています。また、女性ではすでに第1位となっております。
肛門の違和感や出血を痔だと思い込み放置したり、大腸の検査はつらいというイメージで精密検査を避けた結果、大腸がんを進行させてしまう患者さんが少なくないのは大変残念な事です。
胃内視鏡検査に比べて準備が必要な事と、肛門から挿入する事にたいする羞恥心、さらに胃内視鏡検査より辛いのではないか?という不安が検査を躊躇させているようです。
胃カメラの検査は毎年しているのに、これらの理由で大腸内視鏡検査を行わず、進行した大腸癌になるまで気づかなかった患者さんも少なくは有りません。
胃も大腸も同系統の器官ですので、バランスの良い検査計画が大事です。
また、大腸がん以外でも治りにくい大腸の慢性炎症(潰瘍性大腸炎、クローン病)が若い人の間で増えてきています。血便、治りにくい腹痛、下痢、便秘といった排便異常などを自覚したときは、積極的に検査をうけましょう。
当院では、最新の電子内視鏡装置による大腸内視鏡検査を行い、肛門疾患を含めた総合的な大腸疾患の診断、治療を実践しています。
検査方法

腸管洗浄液服用後、約4~5時間で、宿便が除去されますので、午後1時30分位から検査を開始します。
肛門から細い内視鏡を入れ、大腸全体を観察します。検査時間は、15分前後で終了します。何らかの病変を認めたときは、細胞の一部を取り、顕微鏡で観察し、診断の確定を行います。また、ポリープや早期がんで切除可能なものはその場にて、日帰りで切除します。切除をする場合でも検査時間は30分前後です。
大腸内視鏡検査は、非常に辛い、と言うイメージが強いようです。
現在は機器や技術の進歩で、心配するほどではありません。
- 大腸内視鏡検査で辛いと感じるのは、腸が伸ばされる時に発生する伸展痛
- 腸に空気を入れるために発生するお腹の張り感
この2つが重要です。
当院ではこの2つの点を克服する為に、腸に空気を入れずに内視鏡をする“原則無送気法”を行っています。
単に空気を入れないと言うことで、お腹が張らないと言う直接的な効果に加え、腸の伸展痛も抑えられます。
※しかしながら、送気をしないで十分な観察はできません。当院では送気が必要な場合は腹部の張った感じのほとんどない“内視鏡用炭酸ガス送気装置”を用いて苦痛の軽減に努めています。
当院ではこの2つの点を克服する為に、腸に空気を入れずに内視鏡をする“原則無送気法”を行っています。
単に空気を入れないと言うことで、お腹が張らないと言う直接的な効果に加え、腸の伸展痛も抑えられます。
※しかしながら、送気をしないで十分な観察はできません。当院では送気が必要な場合は腹部の張った感じのほとんどない“内視鏡用炭酸ガス送気装置”を用いて苦痛の軽減に努めています。
大腸内視鏡検査の手順






